ドコモ、AU、ソフトバンクに続いての4社目になりそうです。
注意:楽天モバイルとは別物です。
格安SIMの「楽天モバイル」とは全く別物になりますので、混同しないよう、ご注意ください。
- 楽天モバイル:ドコモの回線を間借りして運用する「MVNO」
- 楽天携帯(仮):自社回線を構築し、展開する「MNO」(つまり最大手御三家と同じ立ち位置)
※御三家:ドコモ、AU、ソフトバンクの最大手キャリアの事を言っています。
電波のカバーエリアはどうなるの?
あくまで楽天モバイルの事ではありません。自社回線での提供となります。
よくあるのは、あの山間部はAUはつながるけど、ソフトバンクはつながらないよ。また逆も然りです。こういったことが発生しうるということですね。
楽天携帯販売開始時の提供エリアは、どのようなカバー率なのか気になるところではあります。
しかし、アンテナを一から作り始めるわけではありません。
先日ニュースになったのは、楽天携帯が東京電力グループの設備(送電鉄塔、配電柱、通信鉄塔、建物屋上など)を借りられるようになったとの事。
こういった設備を使用しながら、自社回線を構築していくわけですね。スタート時はやはり都市部からの提供、といったことになるのでしょうか。
この部分については、未だ情報が出そろっていないので、待ち、の状態になります。
策略とは?
後発の強みとしては、価格競争にメスを入れられることでしょうか。格安SIM勢の善戦もすでに2年以上経過してなお、スマホユーザーの1割程度に留まっています。
高止まりになっている御三家の契約率に風穴を開ける存在になっていただけると、とてもありがたい存在ではないかなと思います。
またこれから構築するのであれば古い設備(3G回線)の維持管理は不要になりますので、このあたりでも価格を削減し、御三家との差別化を図っていくことが可能ですね。
SankeiBizで語られていた内容としては、御三家より約3割安い(約4,000円)価格設定や、動画配信やその他の楽天サービスと連携した割引で、開始から約3、4年後には数百万件の契約を獲得して黒字を達成できるだろうの事です。
参考(SankeiBiz):http://www.sankeibiz.jp/business/news/180330/bsj1803300500002-n1.htm