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ロジクール マウス「M585」レビュー。Flowが驚異的な便利さ。

私はロジクールのマウスしか買いません。なぜかというとロゴがかっこいいからです。他にも理由はありますが、それは別記事にて説明しています。

私がロジクールマウスしか買わない理由。それは「シェア」マウス買うならLogicool。それくらいロジクールマウスを愛している私です。ハイスペックマウスこそ購入したことはありませんが、記憶の中...

ロジクールのFlow機能が便利なのは間違い無いのですが、Flow機能を省いて考えてもとても素敵なマウス(ネズミ)らしいマウスです。(灰色だけに。)

結論から申し上げると大満足です。そんなM585の魅力を解説していきたいと思います。

購入前の私。

正直いってAmazonで画像を拝見した時には「微妙なデザインのマウスだな」なんて思っていました。

ですが、私の作業環境的に、WindowsとMacを同時に動かすシーンが度々ありますので、Macでも使える統合されたマウスが欲しいな、なんて思っていました。

それを満たすマウスとしてこのFlow機能が搭載されているマウスが希望に合致しそうだったので購入に至りました。

いざ、開封

今回購入したのはグレーのカラーです。黒は手の脂が目立つ、と言う事もあって、淡色を選択しました。思っていたより丸々したデザインです。

親指、薬指が触れるサイドの部分はシリコンをもっと硬くして、滑らかにしたような触り心地。変なベタつきも無いですし、埃がつく事もありません。

つなぎ目も無いので、ほんのり漂う高級感といったところでしょうか。サイドボタンは樹脂製ですね。

人差し指、中指が置かれる上部は樹脂製です。ここですごく感心したのは、ホイールの側面部分。

ロジクールはホイールをシリコンで作ることが多く、回転するためのオイルと混ざって埃がものすごく付着するんですね。

ですが、M585はそのサイド部分が樹脂で覆われています。これでホイールがオイルまみれにならないようにガードされています。素敵。

このボタンとインジケータはFlow機能で使用するボタンになるので後述します。

裏面はいつものロジクールっぽいデザインです。あまり使用しないですが電源スイッチ。でもこれ、節電機能が結構しっかりしているので付けっ放しでも半年とか余裕なんですよね。

あとは、マウスのUSBレシーバーの保管庫。無くさないようにここに収納できます。持ち運びガチ勢には嬉しい心遣いですよね。

触って見てとにかくお伝えしたいのは、サイド部分が滑らかなので持って見た気持ちいいですね。ずっと触っていたくなるような感触です。

Flow機能とは

名前だけ聞いてもよくわからないですよね。

二台以上のPCを1つのマウスで行ったり来たりできる機能です。一つのマウスポインタで複数台のPCを行き来できる。といった方がしっくりするかもしれません。

また、こっちのPCでコピーした内容を、あっちのPCにペーストするといった事も可能

通常であればUSBメモリで移動したり、オンラインストレージで移動しなければならない内容をFlow機能でシェアさせることができます。

マウスポインタに載せるイメージでしょうか。さながら伝書鳩ならぬ伝書マウス。伝書鼠の方がいいか。

Flowに関しては私が大好きな福井のカズさんの動画がとても参考になります。機種は異なりますが、是非こちらをご覧になってカズさんの良さを知ってください。(ついでにマウスの良さもチェックしてみてください。)

Flow機能の設定方法

Flow機能を使用するには二台以上のPCが必要です。

個人で2台のPCを使う人は少ないかもしれませんが、業務用なんかだと意外といるかもしれませんね、事務用とCAD用のPC分けてます的な人。

「一台しかPC持っていないよ!」と言う人は使用できない機能になりますので、ご注意をお願いします。

1、ソフトウェア「Logicool Options」のインストール

Flowを使用したいPCのそれぞれに「Logicool Options」をインストールしてください。以下URLからWin版、Mac版共にダウンロード可能です。

Logicool公式:https://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/options

2、複数台のPCにペアリング

ここでの注意点はレシーバーの数ですかね。

通常、M585にはロジクールのUSBレシーバーは1つしか付属していません。

片方がBluetooth内蔵している場合には、

  1. PC1(Bluetooth無):同梱されているUSBレシーバーを使用してペアリング
  2. PC2(Bluetooth有):Bluetoothでペアリング(USBレシーバー不要)

という方法で問題ありませんが、両方ともBluetoothを内蔵していないデスクトップPCだともう一つ別売りのUSBレシーバーを購入する必要があります。

  1. PC1(Bluetooth無):同梱されているUSBレシーバーを使用してペアリング
  2. PC2(Bluetooth無):追加購入したUSBレシーバーを使用してペアリング

USBレシーバーの数に注意というところで設定方法に進みましょう。

「Logicool Options」の「Flow」画面からマウスの登録を行います。

画面右下、「デバイスの追加」をクリックしてください。

自分のPCがBluetoothに対応している場合は「Bluetoothデバイスの追加」を選択、USBレシーバーで接続する場合は「UNIFYINGデバイスの追加」を選択します。

接続に少し時間がかかりますが、ペアリングが成功すればOKです。

3、設定完了、切り替え方法は?

使用するPCを切り替える方法は二つあります。

  1. PCの画面の端までポインタを持っていくと自動的にPCを切り替える
  2. PCの画面の端までポインタを持っていき、Ctrlを押しながらPCを切り替える
  3. マウス上部のボタンをクリックしてPCを切り替える方法

私は初めは①を使用していましたが、意図しない画面切り替えがなかなかに厄介でしたので現在は②、③の方法で切り替えを行なっております。

「コンピュータ間で切り替え」の項目を設定します。

なお、コピー&ペーストを機器間で共有する場合には「コピー&貼り付け」を有効にします。

なお、どちらかのPCの電源がきれている場合はFlow機能によるPCの切り替えはできなくなりますので、ご注意ください。

私見。

Flowが便利っていうインパクトより、デザインが素敵。っていうインパクトの方がはるかに大きいです。

とてもよく手に馴染むと言うか。何度も言いますが、やはりサイド部分のサラサラなところが私に訴えかけているのでしょうか。

手がやたらと大きい私ですが、それでもかなりいい。しっくり来ますね。ただ、底面のグリップがしっかりしているのか、布製のマウスパッドを使用しているとなかなかの抵抗感があります。少しだけ動かすのに力がいるかな、と言うか。

慣れなんでしょうけど、少し大きめのマウスパッドがあったほうが動かしやすそうかな、とは思います。

もはやトータルして批評する必要もないですが、とても素敵です。マウス購入にぜひ迷った方はFlow機能抜きにしてもおすすめですよ!