私の大好きなScufコントローラの時代が終焉するかもしれません。
昨日Sonyから発表されたのは、プレイステーション4用コントローラー、「Nacon レボリューション プロコントローラー」が2018年7月26日に発売されました。
Nacon プロコントローラとは?
これまで日本国内には展開されておらず、海外でのみ販売されていました。
その為、本当にNaconプロコンがほしいユーザーは、何かしらの手段で個人輸入する、または個人輸入している業者から購入するか。つまり並行輸入品しか出回っていませんでした。
しかし、これからは国内で正式に発売されるとの事ですので、入手するのも大幅に容易になります。そんな背景もありますが、製品の概要について追っていきましょう。
まずは製品画像をご覧ください。


スティック配置はXboxに近いですね。十字キーの位置と入れ替わっています。

またスティックの形状は右と左で異なります。左スティックが凹形状なのに対して、右スティックは凸形状になっています。
これは、しっかりとホールドでき、確実なコントロールを可能にする為、との事。
スティックの棒の部分は金属製になっており、スティックあるあるですが、削れて白い粉が舞うことなさそうです。この部分については消耗しにくくなっていますね。

LRキーは純正と異なり、かなりカーブしています。押しやすそうですね。逆にいうと誤入力しそうな恐れはありますが、どうでしょう。

十字キーはディスク型ですね。4キー入力と8キー入力を切り替えられるようです。

背面パドルの位置はScufの配置と似通っています。ただ、形状がかなり変わった形状なので、押しやすさ、というのは確かに違いそうな感覚ですね。クリック感とかどんな感じなんでしょうか。
これで4ボタンを配置できるという事なので、SCUF IMPACTと同等の操作が可能になると思って良さそうです。

コントローラの重さを調節できるウェイトも搭載されています。これを抜き差しすることによって、自分の好みの重量に変更することができます。

最大の特徴はこれ。PCに接続し、専用のソフトウェアを使用する事で、プロファイル毎に細かく設定できる模様。
どんな項目が設定できるかというと。
- 各スティックのレスポンスカーブ
- 各トリガーの感度とデッドゾーン
- 右・左の振動の強さ
など、結構色々な項目が変更できそうです。

コントローラーへの接続はUSB-TypeCで繋ぐことになりますが、無線通信には対応していません。常に有線接続をしておく必要がありますので、ご注意ください。
また純正コントローラとは異なり、PSボタンを押しての起動には対応していないとの事。
価格はなんと12,000円(税抜き)!
背面にパドルがついてこれなら、正直安い。コスパが半端でない。
Scufコントローラが最安値でも22,000円ほどしますので、半額近い価格で背面パドルを使用することができます。
純正コントローラ二個分と考えてもかなりお得だなぁという感覚です。
私見。
日本国内でのScufコントローラの存在価値が一気になくなってしまうかと思い、とても寂しい気持ちになった昨日ではありました。
翌日、よくよく考えると、それぞれのメリットとか、特色って違うよな、と。
Scufコントローラーの特徴
- フルオーダーでのカラー選択による自分だけのコントローラが制作可能。
- EMRによるスピーディなパドルボタン割り当ての変更。
- 付け替え可能なスティックによる、自分にあったスティックを選択可能。
- 無線通信による、取り回しの手軽さ。
Nacon レボリューション プロコントローラーの特徴
- Scufの半額近い、安価な価格設定。
- 専用ソフトウェアによる、細かなセッティングが可能。
- 安心のSony公認。(気持ちの問題)
なんとなく、それぞれのコントローラの立ち位置ははっきりしていますね。
- フルオーダー可能な最上級コントローラ「Scuf」
- とりあえず背面パドルの恩恵を安価に受けることができる「Nacon」
といったところでしょうか。しかし、Scufの国内売り上げは落ち着く事必至です。Scuf Vantageでどれくらい巻き返してくれるでしょうか。
個人的にはプレイステーションの周辺機器業界が賑わってくれるのはとても嬉しいです。いろんなコントローラがあればその人にあっているモデルのを見つけるのもきっと楽しいですものね。
私もついに注文してしまいました!到着が楽しみです。レビュー記事は後日!
※追記※本日より、Amazon、ヨドバシ等で販売が開始されています。今ならAmazon特典の収納ケースがついてくる模様です。いそげ!
※追記2※実際に購入し、レビューしました。酷評です。購入前に一度見てくださった方がいいと思います。




